【夫が浮気をしていることを知ったとき。悲しみや怒りとともに…どうしても女として自分と浮気相手を比べて辛くなってしいます…】
たまたま見つけた夫の浮気の証拠。携帯やカメラに残る浮気相手との楽しそうなやり取りや笑顔には、裏切られたショックと共に…同じ女として自信をなくしてしまう心境に追い込まれてしまうでしょう。妻と浮気相手は比べるものではないと分かっていても、どうしても「女として」比べてしまいたくなるのは仕方のないことかもしれません。
「女として何か足りないことがあったから、夫は他の女性にいってしまったのではないか…」という気持ちでいっぱいになってしまうからでしょうね。理想の夫婦生活には、アダムとイブのように男と女が1人ずつの世界なのですから。そこに2人目の女の登場は…不愉快極まりないものですよね。冷静さを失ってしまっては、事態は余計に悪くなるばかりです。様々な感情が湧いてしまうところをぐっと抑え、落ち着かせた気持ちで事態に向き合っていくことが…心の解決のポイントになるでしょう。
目次
女として浮気相手に劣っていると感じてしまうことはおかしい?
おかしくはありません。夫の女の立場である「妻」がいるにも関わらず、浮気をされたのであれば、何かしら自分が女として足りないものがあり、浮気相手はその足りない部分を持っていた…と考えてしまうのは自然なことです。そこで自分の持っていない女の魅力を持っていると思い込んでしまう浮気相手に対して、ものずごく「負けた」気持ちになってしまうのでしょう。
ただ、あまりに悲観してネガティブな考えしかできなくなるようではいけません。あなたが暗くなったり卑屈になる姿は、浮気相手の魅力を増加させる行為になってしまいます。自ら浮気相手の株を上げるようなことにならないよう、悔しいくとも、辛くとも…夫が「帰りたくない家」と思うような家庭にならないよう、意識を持ち続けることが重要になります。あなたが家庭を守りたいと思うのであれば…。
妻と浮気相手との違いについて
浮気相手には「良いところしか見せない」ものです。単純にデートやセックスをすることへの精神的・肉体的な快楽を求める相手だからです。一方、妻には「良いところも悪いところも見せる」ものです。運命共同体になるので、健やかなるときも病めるときも…一緒に受け止め生きていく相手です。
人生における苦しみや悲しみを共にする相手かどうかが、浮気相手と妻との違いになるでしょう。こう見ると、「妻」とは、何かと損な存在のようにも思えますが…法的に守られている立場であることも大きな違いでありますね。
夫にとって妻と浮気相手は全くの別ジャンル
信じていた夫が浮気をしたとき、浮気相手には女としての敵対心が芽生えることでしょう。夫に対しても「私と浮気相手、女としてどっちを取るの?」という気持ちが強くなるはず。しかし…男性側にとって、この感覚は全く違います。多くの場合、浮気をする夫は「妻」と「浮気相手」を同じ「女性」という土俵には置いていないものです。
妻は「妻というジャンル」であり、浮気相手は「恋人というジャンル」になるのでしょう。ここが女性と男性の価値観やものの考え方の差になるのかもしれませんね。そのため…浮気発覚時の話し合いが、なかなか解決しないことも、このことが原因の1つなのではないでしょうか。
つい浮気相手と自分を比べてしまうときの対処法
「比べる必要はない」と言われても、自分で言い聞かせたとしても、夫が他の女性と関係を持ったのであれば、女として自分と比較してしまうことを止めるのは…本当に難しいところですよね。比較することが悪いこととは言いません。しかし、だいたいは、浮気相手と自分を比べて、自分が劣っていることを悲観する状況になるだけで、あなたの人生にとって何もプラスになることはないことが残念なのです。
比較しても「勝った」と思えるのであれば何も問題ないはず。比較することで悩むと言うことは、「負けた」という気持ちに落ち込んでしまっているということになるでしょう。そこが問題になるのですよね。そこで落ち込まないで前向きになるためには…何かしら浮気相手より勝っていることがあるという「自信」が必要になるでしょう。
浮気相手と自分を比べて辛くなってしまうときには…自分の良いところをできるだけ思い出しましょう。夫が褒めてくれたことや、夫が笑顔を向けてくれたこと等を。そして、何より「妻として夫が選んだ女性は自分であること」を忘れないことです。重ねる夫婦生活の時間の中では色々なことがあったはず。もし、今、夫からの気持ちを感じられないような状況であったとしても、夫が妻に選んだのは…紛れもなくあなたなのです。
まずは、「妻」という立場が与えられていることを最大の自信として持ってほしいですね。さらに、あなたになくて浮気相手が持っている魅力があるのであれば…そこを盗むくらいの気持ちを持っていきましょう。足りないものは補えば良いのですから。浮気をされても、あなたが自信を失うことさえしなければ…きっとその先の未来を明るくするための突破口を見つけられるはずです!