【夫婦関係の良いはずの夫が子作りの最中に浮気!?その後の夫婦関係もギクシャクして…元の関係に戻るためにどうしたら良いか悩んでいます】
結婚してしばらくすると「そろそろ子どもが欲しい」と考えるようになるのは、ごく一般的な家庭の有り方でしょう。自然に授かれば良いのですが、子供ができることは本当にタイミングが大切になります。そのため、子供を作ろうと意識したとから…排卵日をチェックし、その前後にセックスをするようになる場合が多いでしょう。
子作りは決して1人ではできません。相手の協力があって初めて成立するものですので、夫婦お互いに気持ちを1つにする必要があるものです。そのため…お互いの体の繋がりだけではなく「信頼」という心の繋がりも大切になってくるでしょう。…それなのに、そんな子作りの最中に、同時進行として浮気相手とも体の関係があったとしたら、妻としてのダメージは相当大きなものになってしまうでしょう。
せっかくの明るい家族計画が大きな雲に覆われてしまわないよう、夫婦関係を修復するために前向きになるためには、まず、決してうやむやにすることなく、浮気をされた事実から逃げずに正面から向き合い…、自分の本心をじっくり見つめ直してから「この先どうしたいか」をはっきりさせることが重要なポイントになってきます。
目次
子作り中に浮気する夫の心理
セックスは楽しむもの、子作りは義務・使命というように、はっきりと目的を分けた感覚を持っている場合、浮気をする可能性が高くなります。そのため、子作り中に浮気する夫の深層心理…簡潔に言えば「単純に浮気性なだけ」か「子作りへのプレッシャー」のどちらかになるでしょう。
子作りをしていても、していなくとも、浮気をする人はします。基本的に浮気をする人は…家庭と快楽を分けている人が多いですね。その一方、家庭と快楽を1つのもの…要は結婚相手と恋人をイコールに考えている愛情深い人は、快楽のはずのセックスが「義務」となることに抵抗を感じ、心のバランスを保つために…家庭と快楽を分けるようになってしまう傾向もあります。
妻とのセックスと浮気相手とのセックスの違い
受け身の女性としては子作りセックスに関しての抵抗はあまりないかもしれませんが、男性としてはプレッシャーを感じたり、愛し合うための行為が義務となってしまうことに悲しみを感じてしまうことが多いようです。その感情から逃れるために、何も考えずにセックスができる浮気に走ってしまうことも…珍しい話ではないでしょう。
子作りを意識しすぎた場合や、あまりに長期間に及ぶようになった場合「妻のセックスは使命」「浮気相手とのセックスは快楽」というように、同じ行為でも意味や重みの全くことなるセックスになってしまいます。そのセックスが感情が盛り上がってする行為なのか、責任も求められる計画的な行為なのか…これが大きな違いでしょうね。
子供が欲しい気持ちと浮気された傷心のバランスが取れなくなったら…
子作り中の浮気は…妻からすれば明るい未来を壊された気持ちになってしまいますよね。「それでも夫が好き、夫との子供が欲しい」という気持ちがある自分と、他の女性に逃げた夫、裏切った夫への失望を持つ自分が出てしまい、心のバランスが崩れ…気持ちが追いつけない自分に怒りと悲しみを持ちながら、夫との関係を修復できずに苦しい思いをすることでしょう。
そんなとき、夫との別れを選択したくないのであれば…しばらく「時間を空ける」ことをおススメします。心がぐちゃぐちゃしているときに無理に答えを出そうとしたり、無理に子作りをしようと焦ったり、こういった「無理な行動」をすることは決して良い結果をもたらさないからです。無理は理が無い、本当に意味のない行動です。
悩んで苦しむことがあるのであれば…いったん、止めるのです。その行動・思考を。夫の浮気問題の中に子作りが関わってくるからこそ余計に辛い思いをするようになってしまうのですから…。いったん状況のリセットをし、夫との関係を築き直すことを最優先に考えてみることで、明るい希望が見えてくる可能性が一気に高くなるはずです!
子作り中に浮気した夫とやり直すために必要なことは、夫に「父親」の自覚を持たせること
1度崩れた信頼関係は、そう簡単に修復できるものでもありません。子作りという夫婦の共同作業の中で信頼が欠けてしまったら…どんなに子供が欲しいと思っても、子供を作る行為…セックスをすること自体、気が引けてしまう気持ちになってしまい、現状と未来への希望との感情に揺さぶられて、激しい葛藤に苦しんでしまうでしょう…。
子作りに協力してくれた夫に対しても「本当に子供が欲しいと思っているのか」と、家族への想いに対する疑問すら生まれてきてしまうかもしれません。しかし、あまりに責めることは…可哀想なことだと理解してあげてほしいですね。
女性は子作りを意識したときから母性が芽生える人が多いと言われます。しかし、男性は…自ら身ごもることもないため、子供に対する感情が芽生えるのが遅いことが一般的とされています。そのため、子作りへも協力的であって、夫も本心で「子供が欲しい」と思っていたとしても、浮気への欲求や子作りへのプレッシャーに負けてしまうことで浮気をしてしまうこともよくあるケースなのです。
そこで子作り中の夫の浮気防止や、浮気の再発を止めるために重要なポイントになることは…「夫に親としての自覚を持たせる」ことにあります。「子供がほしい、幸せな家庭を築きたい…」と思うのであれば…ただ義務化するような子作りをするのではなく、夫に対しても具体的に想像できる未来を提供してあげましょう。例えば「どんな父親になりたい?」とかね。
子供ができる…ことに対して、漠然とした感覚しか持っていない夫でも、「自分がなりたい父親像」を想像することはできます。その想像をすることができたとき…浮気をする父親は排除されていくでしょう。このようにほんの少し意識改革をさせることができれば…本格的な自覚を持たせることは難しいと思いますが、少しでも自覚を持たせることはできるでしょう。
夫がわずかでも父親としての自覚を持ったとき。そのときは、子作り中に浮気をされた後であっても…失った信頼を少しずつ取戻し、新しい未来へ向かって同じ歩幅で歩きだすことができるようになるはずです。浮気の誘惑や子作りのプレッシャーに負けた夫も、気持ちを入れ替えてあなたと向き合ってくれるはずです。
夫とあなたが「2人の子供が欲しい」「家族を作りたい」と、1人だけではなく、2人一緒に同じ方向へ向かっていることを実感できるようになれば、あなたの傷ついた心も「もう1度、この人とやり直してみよう」と思えるようになるでしょう。