【浮気発覚後に経済制裁を与えたはずの夫がお金を隠していた…】
浮気騒動の結果、夫にはお小遣い減額というお仕置きでいったん終息させたはずなのに…何とこっそり隠し口座を持っていて…。毎月少しずつ引き出しては何かに使用しているなんて状況を見つけてしまったら、まず最初に「怒り」が出てきますよね。口座に関しては特に約束をしていなかった状態ではあっても、浮気の代償としての経済制裁に対しての約束を破られて…騙されたような感覚になってしまうでしょう。
その気持ち、世間一般の妻たちは皆が共感してくれるはずです。浮気の代償の意味が全くありませんからね。へそくりを引き出さなくてはいけなくなった…という点では、ある意味、夫のへそくりがなくなってくのですから意味はあったと思いますが、それでも、毎月の生活スタイルを変えることなく暮らせていけていることは…やはり許せないことでしょう。また浮気をし始めたと疑うのも仕方のない状況です。
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もう信用できない!浮気と隠し口座が発覚したとき…
浮気をしていた夫とやり直すことにしたその後で、再びの浮気発覚、あげくに隠し口座の発覚となったら…人間不信になってしまいかねないですよね。大げさな話…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは決して大げさな話ではありません。夫婦関係は「信頼関係」で成り立つものです。その中で、異性問題と金銭問題による裏切り行為を感じてしまったときのショックは…相当なものなのですから。
隠し口座の使い道ってどんなことが考えられる?
もちろん、浮気相手との軍資金…ということも考えられます。ただ、実際の用途として浮気…だけとは限りませんね。毎月のお小遣いを減らされれば今までの生活より節約を強いられる状況になることは間違いありません。
その中でも自分の中で最低限の生活水準をキープするために必要なお金がお小遣いぎりぎりだった場合、減額をされた分の補てんをしたいと思うのは自然な考えです。遊び資金がどうしても節約できないために、隠していた自分の預金から足りない分だけ引き出していることも十分に考えられます。
いくら浮気制裁のためにお小遣いを減額したとしても…あなたも鬼ではないはずですから、世間一般で考える最低限の費用は渡しているでしょう。それにも関わらず、毎月隠し口座から3万、5万と決して小さくはない額を引き出している場合は「同僚や友人との飲み会」「キャバクラ」「ギャンブル」「浮気相手」等々、個人的な息抜きとしての遊び資金になっているでしょう。
隠し口座のお金=自分のために自分判断だけで使えるお金の保管庫
妻にも内緒にしている口座を持っている場合、多くの理由は「誰にも文句を言われずに、いつでも自由に自分の感覚で使えるお金」を確保していたいのでしょう。結婚前からの預金であったり、「今年は景気悪くて出なかった…」と嘘をついて隠したボーナスを溜め込んだりして作った可能性もありますね。浮気の兆候と一緒に見つけた隠し口座であっても、わざわざ浮気のために作った訳ではないかもしれませんが、浮気用にも気兼ねなく使える口座ではあるでしょう。
夫の隠し口座は夫の「最後の砦」
浮気夫の隠し口座を発見した場合、口座没収を制裁条件に考える人は多いです。しかし、浮気の前科がある、浮気の兆候がある…それでも、知ってしまった夫の隠し口座を没収してしまうことは、あなたにとってリスクが高いものになるでしょう。浮気をしている方が悪いのですが、隠し口座は…家庭と仕事を背負っている夫にとって最後の砦になっているはず。別の見方からすれば「心の余裕」になっているでしょう。
この余裕まで取り上げてしまうことでストレスが膨大になり…浮気を繰り返したり、乱暴になったり…離婚も覚悟の暴挙に出てくる可能性もあります。隠し口座の「心の余裕」から浮気に走る場合もありますが、それでも一切の自由もないと感じてしまうような「がんじがらめの生活」は、絶対に良い結果を持ってくることはないものです。
夫婦なのですから「どうしたの?この口座」というように軽く聞いたりすることで「私は知っているよ」とアピールするくらいなら良いですが、取り上げたりすることは止めるべきですね。今より被害増大することが目に見えてきますから…。
浮気を反省させるために必要なことは「夫が怯えるリスク」を与えること
お小遣い減額でも浮気を繰り返した夫には、今以上に大きな制裁を与えることが…次回の浮気防止に繋がります。隠し口座を発見したのであれば、そこで口座没収をするのではなく…「次回の制裁」として予告しましょう。「次に浮気をしたら、夫名義の口座をすべて私が管理する」ということを。夫にとっては最後の砦であり、最大の心の保険のような存在であるはずの隠し口座、これを没収されるかもしれないという恐怖は…きっと次の浮気を止めてくれるはずです。
自分にとって不利益となることが大きければ大きいほど、その他の欲望を抑え込むことができるようになるでしょう。婚姻生活を続けていくにあたり、浮気相手のために自分の砦を失うことになるくらいなら…と、一時の火遊びの抑制には十分な効果が期待できます。