【優しかった韓国籍の夫が結婚してから豹変。浮気に暴言が増える生活に疲れてしまい離婚検討中ですが、韓国在住の国際結婚なのでどうしたらよいか分かりません…】
韓流ブーム到来度、一気に日本人女性の心をワシ掴みにした韓国人男性。ドラマのように優しく激しい恋愛期間があると、難しい文化の違いがあったとしてもきっと幸せな結婚生活になると…夢見てしまう人は多いでしょう。
実際に、ドラマのような恋愛から幸せな結婚生活を手にした日本人妻もいるはずです。しかし…中には、ただ「日本でのビザ取得目的」であった等、利用されるためだけに結婚をしてしまったというケースもあります。最初は優しかった夫が、ビザ取得後に豹変し、お金使いが荒くなったり、浮気を繰り返したり、挙句の果てに暴言まで飛び交うような生活になってしまっては…「騙された」としか思えないでしょう。
まだ日本での生活であれば、友人や専門機関等への相談で解決へ向かうことも可能ですが、これが韓国在住となると本当どうしていいのか分からなくなってしまいますよね。…でも、安心してください。例え海外であっても自国民を守る期間は存在していますし、韓国の法律もすべてがあなたの的になる様なものばかりではないのですから!
目次
韓国の不倫事情
本来、韓国では不倫を許すような文化ではありません。最近まで韓国には姦通罪(※)というものが存在し、刑罰となる違法行為である「不倫」に対して、国民の意識は高かったと思われます。しかし…どんなに罰があろうとも、法をおかしてまで浮気をしてしまうこともあるようです。
また、昔からの根強い儒教文化の影響からか、世間から…不倫はする方もされる方も問題があるとされる傾向があるため、公に浮気問題を口にできないため、本当は不倫トラブルがたくさんあるにも関わらず…明るみにでる案件は少ないようですね。
韓国の男尊女卑思考について
すべての韓国人が男尊女卑思考を持っているとは限りません。しかし、無意識だったとしてもその思考が身に沁みついてしまっている男性は…少なくないと思います。韓国での結婚の場合、新郎側が韓国での住居を用意し、新婦側が家財道具を用意するというような風習があるようですが、国際結婚の場合は省略することの方が多いそうです。
このようなことから、現代社会において女性があまりに低く見られている状況ではないと思いますが…日常生活での横柄な態度や暴言などで、男尊女卑を感じる日本人妻は多いです。さらに異国の土地での疎外感、加えて浮気問題となると…精神的に相当追いつめられる危険な状況になってしまうでしょう。
韓国でも不貞行為に対して慰謝料請求はできる
韓国の法律では不貞行為に対する慰謝料請求ができます。妻、夫、どちらでも精神的苦痛や損害が大きかった方に対して行えるとされています。もしあなたが韓国で、韓国人夫の浮気問題に悩まされているのであれば…国際結婚だからと諦めることなく、立ちあがって自分の未来を切り開いていきましょう!
離婚した場合の親権は…
ほとんど日本で離婚した場合と同じ状況です。以前であれば、離婚時の親権はたいていは夫のもの…とされていましたが、近年では日本同様、双方での話し合いがメインになると言われており、話し合いで解決しない場合は家庭裁判所での判断となるそうです。(※)そのため、韓国在住で韓国人夫との離婚をする場合でも、子供親権は100%夫のものとなる訳ではありません。あなたが親権を手にする可能性はあるということです。
(※)韓国民法 第834条 参照元:ウィキブックス
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC834%E6%9D%A1
(※)韓国民法 第909条 参照元:ウィキブックス
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC909%E6%9D%A1
国際結婚をしたときの相談場所は「国際離婚相談機関」へ。離婚を考えるならまずは相談を!
海外に嫁いだ場合、周りの人すべてがあなたにとって「外国の人」になるでしょう。疎外感を持ち、困ったときに本当に頼れる人も…そうそういないはず。そんな環境を選らんだすべての理由は「愛する夫のため」であったでしょう。しかし、たった1人の唯一の味方であるべき夫から「浮気」と言う名の裏切り行為を受けたら…もう、あなたはどうすることもできず、ただひたすら孤独と悲しみを抱えた苦しい生活になってしまうと思います。
しかし…海外在住であっても、あなたを守る機関が存在します!もし、韓国人夫との夫婦間トラブル、離婚問題を抱えている場合には、国際弁護士事務所や国が設けた「法テラス」へ相談にいってください。ネット上でも国際離婚についての相談を受けてくれる機関があります。
決して孤独になって悲しい人生を送ることないよう…世界中どこにいてもあなたの味方になってくれる場所があるということを忘れずに、実際に問題に直面した場合には1人で頑張ることなく、手を差し伸べてくれる機関を活用してくださいね!