【浮気疑惑のある夫の服から香水の匂いがして涙が出てきます】
もともと「浮気しているのでは?」と疑いを持っていた帰りの遅い夫。これだけでも毎日すっきりしない日々を過ごしていることでしょう。何の確証も証拠もないけれど…何となく疑わしいと思う生活って、本当にすっきりしない雨の日のようにじめーっとした気持ちと、「夫を信じよう!」と言い聞かせる晴れの日のカラっとした気持ちとの繰り返しで、心のバランスが上手く取れなくなってしまうでしょう。
ここで浮気の疑いの増長をかけるような「知らない香水の匂い」をプンプンさせて帰ってきたのなら、元々不安定な心のバランスが「カタン」と傾いて…涙の1つも落ちてしまうのは無理のない話です。ただ、その疑惑に伴う心のバランスの崩れって…「あなたの自爆」である可能性もあることを忘れないでください。勝手に疑い、勝手に感情が盛り上がり、勝手に落ち込む…というね。
目次
あなたの夫に香水の匂いが付く理由
浮気相手と激しく抱きしめ合っていた可能性も考えられます。これは夫の服から自分の知らない香水の匂いを感じた妻のほとんどが…一瞬でも頭をよぎる可能性でしょう。これって1種の動物の本能ですよね。動物は自分の物、場所、に自分の匂いをこすりつける「マーキング」という習性があります。
その本能から「知らない匂い」イコール「知らない女のマーキング」と、とっさに感じてしまうのでしょう。それが正しい判断である場合もあります。しかし、人間社会では、満員電車や接待等…したくない、やりたくない、できれば回避したい状況でもこなさなければいけないことが日常的に多々あるものです。
そこで密着を余儀なくされ、結果的に見ず知らずの人の香水を…たっぷりと自分の服が吸収してしまう可能性もあります。どちらにせよ「他人に匂いを付けられた」行為には変わらないのですが、「お互い了承の上での行為で付いた匂い」であるのか、「不本意な行為の上で付いた匂い」であるのかと、可能性は2分します。
背広を着て出たのにワイシャツから香水の匂いがしたら浮気でしょうか
キャバクラや職場等、香水を付けている女性の近くで背広を脱いでいたのであれば、ワイシャツに香水の匂いが付いてしまうこともあるので、一概に浮気であると言い切ることはできません。しかし、至近距離でこすり付けることもなければ…そうそう染み込むこともないので… 浮気をしていた可能性」は捨てきれないという、何ともグレーな状況になります。
朝帰りや深夜帰宅に香水の匂いを付けてくるのは要注意!?
いいえ、違います。例え女性関係が背景にある匂いだとしても、まだビギナー(初心者)です。もしあなたの夫が本当に浮気をしていて、関係を続けている女性が存在したとしたら…「香水の匂い」なんてつけて帰ってくる確率は低いでしょう。悪い子としている自覚があるはずですし、あなたにバレたくない気持ちから「隠ぺい工作」に走るはずだからです。
浮気相手の女性が底意地の悪い相手で…あなたへ自分の存在を主張するためにあえて付けてくる可能性も捨てきれませんが、少なくとも夫は家へ帰宅する前に、何とかしようと思います。コンビニで消臭剤を買って一生懸命スーツをこすってみるとか、馬鹿らしいような行為でもとにかく必死で「何とか少しでもバレないように…」と頑張ります。
ここで香水の匂いをプンプンさせてくる場合は…「特に隠ぺい工作も必要ない状況」である確率の方が高いでしょう。それこそ接待や友達付き合いでのキャバクラやスナック通いが匂いの原因である可能性も考えられます。あからさまに匂いを付けて帰宅するのであれば、さらっと聞いてみましょう「この香水、何?どうしたの?」と。素直に。大体が「不本意に付いた匂い」である回答が返ってくるでしょう。
浮気以外で香水の匂いがする原因
浮気以外で香水の匂いがする大きな理由に、夫の仕事環境が挙げれられるでしょう。デスクワークが多い仕事の場合、香水をつけた女性と一つの部屋で長時間過ごします。女性が匂いの強い香水をつけていたり、換気されていない部屋で過ごしたりすれば、匂いが移るのも無理はありません。また飲食店でロッカーに上着を預けた際に、同僚女性の香水をつけた上着があれば、自然と夫の上着にも香水の匂いが移ってしまうでしょう。
またバスや電車といった不特定多数の人が利用する公共交通機関が原因の場合もあります。朝の通勤ラッシュの時間帯は、バスも電車も満員になりどうしても女性と密着してしまうことがあります。そのため関係のない女性から、香水の匂いが移ってもしまうでしょう。
キャバクラでついたニオイなのか、浮気でついた香水なのか判別することはできますか?
それは難しいですね。香水は…どこで染みついたのか履歴や経緯を確認することもできませんし、誰しもが購入できるものですので、「どこの誰のもの」と断定することもできませんから…。残念ですが、夫に問いただした結果、キャバクラで付いたと言われればそれまでです。
匂いの種類から浮気をチェック
まずは香水の匂いが女性ものであることを確認しましょう。男性用の香水はシトラスの香りのようにさっぱりした香りが多く、反対に女性用の香水はフローラルのように甘い香りが多くあります。まれに男性が女性用の香水を身につけているケースがありますが、同僚や友人に香水をつけている男性がいないかチェックしておけば間違いを防げるでしょう。
男性が好む香水の匂いとして、甘い香りや石鹸の香りといったナチュラルな匂いがあります。男性に好かれようとする不倫相手が身につける可能性もあるため、匂いの種類に気をつけましょう。反対にあなたでも刺激が強いと感じる香水の場合、不倫相手よりも香水好きなただの同僚女性の可能性もあるでしょう。
匂いの場所から浮気をチェック
匂いがする場所も大切です。コートや背広は一番外側にあるため、香水はもちろんタバコの匂いも移ってしまうでしょう。しかし上着の内側にあるワイシャツや下着は、仕事や普段の生活で匂いが移ることはまずありません。もしもワイシャツなどから香水の匂いがすれば、さりげなく夫の首や手に香水の匂いがないか調べてみてください。衣服とあわせて夫自身から香水の匂いがすれば、浮気確定と考えて間違いありません。
また夫が車を通勤に使っていれば、車内の匂いも確かめてみましょう。窓を開けて換気をすれば車内の匂いはほとんど残りませんが、肌が直接触れるシートやヘッドレストに匂いが残っているケースが少なくありません。そのため助手席や後部座席をチェックしてみましょう。
同じ香水の匂いをつけて帰ってくるようになったら浮気の可能性は高い?
同じ香水の匂いをつけて帰宅する場合は、残念ながら浮気の可能性が高いと言わざるを得ません。同じ香水をつけた女性と接触していると考えられるため、匂いがする場所はもちろん、行動パターンもチェックしましょう。帰宅が遅くなる曜日や帰ってくる時間をメモに残し、いつも決まった日に香水の匂いがしないかも確認します。
いつも同じ香水の匂いでなくても、似たような香りが続く場合や匂いに規則性がある場合は要注意です。たとえば香水の甘い匂いが続いていたり、甘い匂いの次は必ず石鹸の匂いがするパターンです。同じ女性が決まったローテーションで香水をつけていると考えられるため、匂いの規則性についても気をつけてみましょう。
夫から漂う香水1つで自爆するか証拠を手にするか…はあなた次第です
もちろん、覚えのない香水のニオイを付けて帰宅した夫は、香水のキツイ女性と浮気をしている可能性もあります。しかし、これは絶対ではありません。何でもかんでも「自分だけの目線」「自分だけの感覚」を主にしすぎると…真実が見えなくなってしまうこともあるので、ここは十分に気を付けていただきたいと思います。
「自爆」ほど空しくて悲しくて…馬鹿らしい話はありませんからね。どうしても心のバランスが取れなくなるくらい考えてしまうのであれば、素行調査を依頼して「現実」と向き合いましょう。本当に浮気なんてしていないかもしれません。
夫の浮気に目を背けることも、夫の浮気を疑い続けることは相反する感情のように見えますが、実はどちらも「現実からの逃避」になります。時には自分の心を守るために「退避」も必要でしょう。しかし、逃げ癖が付いてしまった方に「幸せ」はやってきません。あなたの人生、あなた次第です。