【浮気した夫にきちんと反省をしてもらいたいです】
浮気を問いただしたときに、普通だったら「ごめんなさい」だと思うのですが、中には…なぜか逆切れをする人もいます。あなたに離婚する意思はなく、結果的には夫婦関係修復するということになるとしても…とにかく、浮気をされた場合、夫には心の底から反省をしてもらいたいですよね。
怒る立場はこちらなのに、夫が怒り出すなんて、本当に意味が分かりません。しかし、浮気をしてもきちんと反省をしないケースは、決して珍しい話ではないのです。それでも、「どうせ反省なんてしないだろう」と諦めてしまっては、また浮気をする結果になってしまうでしょう。
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浮気を問い詰めると逆切れする理由
図星なことを指摘されると、急に怒りだす方って…決して少なくありませんよね?その心理としては「パニックによるもの」が多いそうです。浮気を指摘された場合もそうです。問い詰められたとき、「どうしよう!」という気持ちが心の大部分を占める結果になり、会話をしていてもどんどん不安が大きくなることから、自分を守るために「攻撃体勢に変わる」ということは、1種の防衛本能とされています。
…何ともまぁ都合良くできた生き物ですね、人間は。攻撃する権利のある人間が攻撃しているのに…攻撃された側は自分を守るために反撃を開始する…。こんなんじゃまともな話し合いはできないでしょう。そもそも、攻撃体勢にシフトした夫は、浮気を反省する気持ちなんて微塵もない状況になってしまっているのでしょうから。
夫に浮気を反省させるために…
まず初めにやってしまうのは「問い詰め」ですよね。「あなたは悪いことをしたんだよ、分かっているの?」と。…でも、これがいけないのです。問い詰められることによってパニックを起こした夫を逆切れさせ、あなた自身が夫の反省するチャンスを逃している結果になっているのですから。
本当に反省させたいと思うのなら、浮気が発覚しても普段通りに接してみてください。「え?なんで?」と思われる方、悪いことをしたのがバレたのに優しくされると…ものすごくバツが悪いというか、罪悪感が増長した経験はありませんか?要はそういうことなのです。「あえて問い詰めない」ことで、夫の罪悪感を膨らませ反省させるのです。
または、問い詰められない方が不安になる方もいるでしょう。何も言われないことを不気味に思い、どんどん不安が大きくなり…浮気をすることの怖さを、別の意味で身に染みるケースもあると言われています。「浮気が発覚しても問い詰めない」という方法は…夫に「反省をさせるチャンスをあげる」ことになるでしょう。
それでも夫が浮気を繰り返すようなら諦めたほうがいい?
いいえ、諦める必要なんてありません。家族に対しての裏切り行為である浮気をしたのに…「反省しない」ということは、あなたが甘く見られている証拠です。夫には「浮気をしてもなんとかなる」という余裕があるのでしょうね。反省することなく浮気を繰り返すような夫には…浮気に対する「重い」ペナルティーを用意しましょう。
道徳的に反省をすることが出来ないのであれば、強制的に「夫にとってマイナスになること」を設け、浮気をしたら実行するという念書を書かせてみましょう。「浮気をしたことへの罪悪感」という、心からの反省を求めることが無駄であったとしても…「浮気をすると大変なことになる」という、精神的な追い込みをかけることで、浮気を繰り返すことは軽減されるはずです。
それぞれの理念を掲げ、浮気に対して反省をしない人って…あなたが思っている以上に存在しています。あなたの夫が浮気の反省をしない…というより、反省の出来ない人であれば、「浮気をして悪かった」の反省ではなくとも、ペナルティーを設けることで「浮気をして自分のマイナスになった、こんなことなら浮気をしなければ良かった…」という反省をさせることは出来るでしょう。
本当に浮気の反省をさせたいのなら、夫に逃げ場を与えるべし
やってしまった浮気を反省させるためには…「問い詰める」という行為で、最初から一気に夫へ追い込みをかけるのではなく、ある程度の心の余裕が残るような「精神的逃げ場」を提供しながら、次やったら大変なことになる…という、見えないプレッシャーを与えることにあります。逃げ場のない状況では小さな錯乱状態になり、反省を促すどころか…急に攻撃されて、こちらが痛い目をみる結果になる可能性もあります。
問い詰める…というのは、浮気をされたことに対する感情をぶちまけているだけです。そのため、問い詰められている夫からすれば、罪悪感が湧くとか、浮気の反省をするとか、そんな感情が出るよりも先に「どうしよう」でいっぱいになるでしょう。これでは浮気に対して考える時間も、心や頭を整理する時間もないですよね…。「きちんと反省させたい」のであれば、「きちんと整理する時間」をあげることが、最大のポイントになるでしょう。