【家庭にお金を入れてくれるけど給与明細や通帳を見せてくれない夫に…不信があります。浮気をしているのでしょうか】
休日出勤や残業等…そこそこの頻度で臨時収入もあるはずなのに、夫が給与明細を見せてくれないので事実確認ができないとき。通帳も見せてくれないために夫のお金の出入りが全く見えない状況のとき。「もしかしたら嘘をついて浮気相手と会っている可能性もあるのではないか…」「家族が知らないお金を浮気相手に使っているのではないか…」なんて不安になってしまうでしょう。
明細を要求しても、通帳を要求しても…なんだかんだ言い訳をしてうやむやにするような夫に、「何かやましいことを隠している」と感じる気持ちは分かります。しかし、浮気に関しては…可能性はありますがこれだけで断言することはできません。
なぜなら…実際の状況が何も分からないからです。判断すべき材料があまりにも少なすぎる状況だからです。「今月は手当てが付いたから…」と大目に渡してくれることがあっても、その金額が正規の金額であるかどうかも分からないため、消えない不安にモヤモヤとした日々を送ってしまうでしょうね。
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結婚しているのに夫の給与明細・通帳預金を知らないのっておかしい?
特別おかしいことはありませんが…人生と生計を共にしている家族なのですから、夫婦同士把握が出来ている関係がベストな関係であるでしょう。ただ、「家族のお金」と「自分のお金」をきっちり分けたい人もたくさんいます。
給与明細を妻に見せない理由についえ考えられること
- 自分が働いたお金なのだから、最低限の家計費以外はすべて自分で管理・使用したい
- 「何に使ったの?」と、いちいち妻に言われることのない自由なお金を確保していたい
- 嘘の休日出勤や残業があることを知られたくない
- 妻に知られては困る内緒の必要経費がある
妻に言いたくないお金の使い道
- 浮気相手との食事やホテル代、プレゼント代に使う
- 車やバイク・フィギア集め等、自分の個人的な趣味に使う
- 妻に内緒の借金返済のため
夫が開示してくれない限り、妻であっても夫の給与明細を知ることはできない?
会社に源泉徴収票を発行してもらう方法があります。しかし、これは夫にばれてしまいますね。夫に知られずに夫の収入を知りたいのであれば…市区町村の役所で課税証明書や収入証明書を発行してもらう方法もあります。ただし、市区町村によっては委任状や本人の印鑑が必要とされる場合もあるので絶対に取得可能であるとは言い切れません。
カード明細や口座残高は妻であれば…夫に内緒で確認できる?
基本的にはできません。本人の委任状を求められるからです。家族だからと言うことで本人の同意なく調べることは不可能という結果になりますね。どのくらい貯金があるのか、どのような支出入があるのか、何に使っているのか…を調べることは困難でしょう。
給与明細を見せないのは…経済的DVになることも
あなたが専業主婦で夫の収入のみで生活をしている場合、給与明細を見せてくれない状況は「経済的DV」になるでしょう。もし、経済的な支配をされている苦痛を感じる場合には、自治体や女性問題に詳しいNPO法人等で相談を受け付けているので…いざというときは相談できる場所があることを把握しておきましょう。
お金の明細確認はできなくとも、お金を使った行動内容を確認することはできる!
残念ながら…例え夫婦であっても日本の法律では金銭は「個人」扱いになります。夫が毎月生活費として妻の口座にお金を振り込む場合、年間で一定金額を超えた際には贈与とみなされて税金が発生するくらいですからね。
そのため、夫が毎月どれだけの給与をもらい、どこでどれだけ使用しているかを把握し、浮気疑惑を確認する方法は…かなり困難な状況になるでしょう。休日出勤や残業が嘘であるかどうかも…ね。日常生活において浮気の疑いを持つのであれば…「お金の動き」や「給与明細の手当て」ではなく、夫の動きを調べましょう。
夫本人に尾行をつけることで、どこでなににお金を使う行動をしているかを確認することができるからです。ネットショッピング等の動きが見えないことに使うものは…あくまでも個人の趣味範囲におさまるでしょう。浮気相手と肉体関係を持つことにおいては、ネット上だけでは難しいですからね。夫に不透明なお金があり、そこに浮気の疑いを持ったのであれば、探偵社等に浮気調査を依頼してみてください。
夫のお金への疑惑から…あなたや家庭のお金を使って調査をすることには、いささか悔しい気持ちもでるかもしれませんが、不貞行為があるかもしれない可能性を明確にさせることへの費用なのですから、ある意味「家族の必要投資」と割り切りましょう。ここで証拠が掴めたら…法的に正々堂々と、夫と浮気相手に制裁を与えることもできるようになりますし、今後の夫婦関係における主導権を握ることができるきっかけになるはずです!