【なぜ慰謝料請求で浮気を止めさせられるの?】
慰謝料請求をすることで、「無視を続ける・言い訳をするタイプ」の人間と、「誠実に謝って、夫から手を引く」タイプの2つに分かれます。
なぜ慰謝料請求で浮気を止めさせられるのかというと、法的に「あなたのしていることはいけないことです」と、浮気相手に知らしめることができるからです。
実際に、夫と浮気相手に証拠を突きつけて慰謝料請求した場合、2人を別れさせることができる確率は7割ほどだそうです。
浮気相手も法的な請求や、法的な接触禁止とされるような関係に対して、今後も続けていこうと思う人は…そういないからでしょう。
何度も慰謝料を払い続けながら同じ相手と浮気をし続けるなんて、そんなメリットの少ない関係は、「純愛」ではなく「異常な執着」としか言えません。
理性が残っている人は慰謝料請求された時点で、不倫関係の終息へ向かうはずです。
目次
慰謝料請求で浮気相手と別れさせることは脅しにならないのか
あなたのやり方次第です。
いきなり浮気相手を捕まえて「慰謝料払って!」なんて言ってしまうのは…「恐喝※」になる危険性もあります。
「え?妻の正当な行為じゃないの?」と思われる方は多いでしょう。
そうですね、慰謝料請求に関しては「妻の正当な行為」になります。
しかし、この法治国家日本では、正当な行為を行うためにも…「手順」が必要になるのです。
きちんとした手順を踏まず、感情に任せて浮気相手に挑むことで、被害者から加害者になってしまうリスクが多くあることも事実です。
「浮気を止めなければ、訴えてやるから!」のような言い方だったり、会社に乗り込んで「浮気を止めてください!」なんてのはあなたが法に触れる可能性があります。
あなた自身を守るためにも、こんな時こそ冷静になりましょう。
怒りや憤りと、様々な感情に振り回されてしまうことなく、正当な行為を正当な方法で行うことができる賢妻になってくださいね。
慰謝料請求をしたら夫は浮気を繰り返さなくなる?
する人はします。
でもそれはほんのごく一部の場合です。
不倫ができる神経を持っている人は、そもそも道徳に欠けている部分があるとおもいますが、それでもまだ「まともな判断」ができる能力を持っている人は多いようです。
言葉だけではなく、実際に不倫相手の妻から、不貞行為への慰謝料請求をされることにより…法的に「自分のしていることはいけないことだ」と実感することができます。
初めて自分の立場や今後のことを考えられるようになる人が多い、ということが背景にあるんですね。
浮気を止めさせたい時の慰謝料請求の手順について教えて下さい
まずは浮気の証拠を用意し、慰謝料請求する旨の内容証明を送ります。
その後、浮気相手と直接会って話し合いをして示談とするか、浮気相手とは直接接触はせずに弁護士を通して示談をするか、の2通りになりますね。
自信がある方や弁護士費用をかけたくない場合…個人での話し合いを行っても問題はありませんが、冷静さを求められる「交渉」になりますので、できれば弁護士を通した方が有利にすすめられるでしょう。
内容証明に記載すべきこと
- 浮気相手の氏名、住所(これは必須。分からなければ興信所で調べる)
- 夫婦関係が破綻していないことの報告(夫の生活内容を知らせる)
- 浮気によって苦しめられている現状(精神的被害を受けていることを知らせる)
- 慰謝料の請求(相手の収入等を考慮して金額設定)
- 今後の浮気相手に対する要求(夫と二度と連絡しない等)
結論、慰謝料請求をすることで浮気を止めることが可能です
内容証明にて慰謝料請求をされたら。それを無視していると結果的に裁判になり、裁判所からの出廷命令がでます。
こんな面倒な事態になることを望む方は少ないでしょう。
戦うもなにも、不倫していた自負があるのですから、裁判するまでもないことは分かっているはず。
このような「面倒」を考えれば、離婚もしない相手と不倫関係を継続する人は…ほとんどいないでしょう。
そのため、慰謝料請求をすることで「その浮気は止められる」という結果になる確率は圧倒的に高いです。
しかし、あくまでも「その浮気」に関して、です。
あなたの夫がまた相手を変えて浮気することがあるかもしれませんし、一定期間を開けて再開する場合もないとは言い切れません。
夫が今後も浮気をするかどうかは、あながが夫へ浮気をしたことの重大さを自覚してもらうかどうかが重要になってきます。