【人の夫と関係を持った浮気相手が憎くてたまりません!】
そうでしょう。当たり前です。憎いですよ、そりゃあ。…第三者からすれば「なぜ浮気問題が発覚したとき、女は自分の夫ではなく相手の女を恨むのか」なんて良く聞く話ですが、どんな冷静なことを言っているような人でも、当事者になれば相手の女を恨む…ようになるものです。
たしかに不倫関係は1人で成立するものではありません。家庭ある人と、相手の異性…この2人がお互いに関係を持つことを意識した上で成り立つのですから…最も悪いのは、家族がありながらよその女にふらついた夫でしょう。
それでも夫は「家族」です。家庭を修復するのであれば…これからも家族です。これから仲良くしていかなければいけない相手です。「他人」である浮気相手に怒りと怨みの矛先が向くのは…仕方のないことなのでしょう。
目次
どうやったら浮気相手への嫌がらせや復讐になりますか?
嫌がらせには大きく2種類に分かれます。精神的なものと、肉体的なものと…。しかし、後者の場合、あっという間に御用になってしまいます。感情にまかせて浮気相を突き飛ばしたり、殴ったり…なんてしまってはね。合法的な復讐方法は…やはり精神的な追い込みになるでしょう。一時の感情で復讐にかられてしまうと、ただ犯罪歴が残ってしまうという悲しい結果になってしまうので、とりあえず一呼吸してから…考えましょう。
一歩間違えれば立派な犯罪者に…
「ちょっとした嫌がらせのつもりだった」、「そんなつもりはなかった」…。これは、浮気相手へ復讐をしようとした結果、法に触れてしまった妻たちの言い訳です。「ナイフで脅して謝らせるつもりだったのに、浮気相手の言葉に感情的になってしまい…勢い余って刺してしまった」…なんて話は別に珍しい話ではありません。
今、テレビで他人事として見ている事件、今度はあなたが犯人として流されることも、絶対にないとは言い切れないでしょう。嫌がらせは、1度始めてしまうと、どんどんエスカレートして行きます。復讐を考えるのであれば、必ず「ゴール地点」を定め、自分で決めた「止め時」を見誤らないようにしないと、あなたも犯罪者の1人になってしまいます。自分を守るのは自分である…ということを忘れないでくださいね。
アウトになる浮気相手への復讐方法
- 直接の暴行(暴行罪※1、傷害罪※2)
- 職場やネット上等、不特定多数に浮気の事実を公表する(名誉毀損※3、侮辱罪※4)
- ピンポンダッシュや無言電話(このことが起因で不眠等になれば傷害罪)
- 脅迫メールや脅迫電話(脅迫罪)
- 仕事を奪う結果になったとき(損害賠償)
※1(刑法208条:暴行罪)
刑法第27章「傷害の罪」の中に規定が置かれ、広義の傷害罪の一種である。暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときに暴行罪となる。
※2(刑法204条:傷害罪)
人の身体を害する傷害行為を内容とする犯罪
※3(刑法230条:名誉毀損罪)
公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した場合に成立する
※4(刑法231条:侮辱罪)
事実を摘示しないで、公然と人を侮辱することを内容とする犯罪である
※5(刑法222条:脅迫罪)
相手を畏怖させることにより成立する犯罪のこと。
※(民法709条:不法行為に基づく損害賠償)
財産的損害、精神的損害ともに因果関係があれば請求でき,積極的損害、消極的損害ともに賠償の対象となる。
出典元:ウィキブックス
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC208%E6%9D%A1
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出典元:ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%AA%89%E6%AF%80%E6%90%8D%E7%BD%AA
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%AE%E8%BE%B1%E7%BD%AA
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%85%E8%BF%AB%E7%BD%AA
浮気相手を合法的に追いつめることができる嫌がらせ
慰謝料請求です。また、応じないのであれば訴訟です。これ以上も以下もありません。浮気相手への慰謝料請求は、唯一法的に行うことができる「正当な嫌がらせ」であり、「正式な復讐」であり、「真っ当な権利」であります。
ただ、これは証拠が必要なので、下手に浮気相手への復讐構想を考える暇があるなら、一刻もはやく証拠を集めることに集中した方がよいでしょう。ちょっとした嫌がらせであったとしても、法に守られている日本では、どこで法を犯す結果になるか分かりませんよ?
あなたが「バレなければ大丈夫」「バレたとしても謝れば平気」「お互い様でしょ、傷つけ合うのは…」なんて思っていたとしても、バレた時には犯罪者…なんてことになるかもしれないのです。「慰謝料請求なんて生ぬるい」と思われるかもしれませんが、正式に請求をされたり、その先で訴訟を起こされたり、実際に支払い義務が生じた場合…浮気相手の精神的負担はそれなりのものがありますから。
浮気相手を許すまでは夫との関係修復はできない?
あなたは夫との関係修復と並行しながら、浮気相手への復讐を計画したがるでしょう。浮気相手を許すことができるまでは、表面的な関係修復しかできないでしょう。浮気相手への復讐をして、夫も家庭に戻ってきた…という、この2つの結果があって始めて…夫の浮気に振り回されてぐしゃぐしゃにされたあなたの心の中に、少しずつ青い空が見えてくることになるのでしょうから。
ただ、「ここで復讐もおしまい」にしないと、せっかく見えた青い空も、自ら曇らせてしまう結果になる危険性があります。復讐の怖いところは…1度始めたら止め時が分からなくなってしまうことです。浮気相手への復讐は「慰謝料請求」なのです。慰謝料を受け取ったのであれば…そこで終わりにしてくださいね。
浮気相手への復讐・嫌がらせは、「法的制裁」に留めるべし
浮気相手への嫌がらせや復讐をすることに対し、多くの人は否定的な考えばかり持っている訳ではありません。ある程度の制裁も受けるべき…という意見の方が、圧倒的に多いことでしょう。しかし、「ほんの些細な嫌がらせ」であったとしても、妻の浮気相手への復讐は…被害者が加害者に逆転する典型的なケースです。
浮気相手を殴ってやった、浮気相手の仕事を奪ってやった、いたずら電話やメール等嫌がらせを続けて精神的に追い込んだ…ところで、一時の気晴らしですよね?その気晴らしを得るために犯罪歴が付くなんて、馬鹿みたいではありませんか?誰に後ろ指をさされることなく、何も悪いことをしていないまま…堂々と法的制裁を与え、それできっぱり引く。後腐れなく。これが、最も賢い復讐の方法です。