【浮気した夫から求められた関係修復の条件に、ペナルティーを考えています】
家族を裏切って浮気をした夫。浮気を認めた上で謝罪をし、夫婦関係の修復を求められたら…妻としても家庭を守りたい気持ちから、「とりあえず今回の浮気は許してあげよう」という気持ちが、自然に芽生えることでしょう。
しかし、内心腹の底では…何とも言えない、どうしたらよいか分からない、かといって絶対に我慢できない訳ではない…複雑な気持ちを抱えてしまうことは多いと思います。浮気した夫への制裁をするかどうか迷っている方。許すと決めた浮気でも、浮気をした夫に制裁を与えるのは…決して悪いことではありません。むしろ、本当に関係修復をするためには、必要不可欠な事項でしょう。
目次
浮気した夫を反省させるために大事なこと
最も大切なことは…「家族を裏切った」ということを自覚させることです。悪いことをした…なんて漠然とした感覚では、また繰り返す危険性があるでしょう。具体的に「何で浮気をしたらいけないのか、浮気をするとはどういうことか」ということを認識してもらわないことには、「反省」に繋がることなんて…ほぼ皆無でしょうね。楽しいことを少しでも正当化しようという本能が働き、どんどん罪悪感も薄れてしまうものですから。
浮気を本当に反省させるには「裏切られて辛い、悲しい」ということをはっきりと伝えてください。そして、失った信用を取り戻すためには時間がかかること、家族に対して何らかの誠意を見せる必要があること…これらのことができないのであれば、離婚という形で「家族」はいなくなる…ということを分からせましょう。
浮気した夫にできるペナルティーってどんなことがありますか?
日常生活でのペナルティー、そして、また浮気をした場合のペナルティーを「念書」にしたためてください。内容は自由です。何でもいいのです。あなたのすっきりできる内容や、少しでも安心できる内容、また、夫が反省するであろう内容を考え、裏切り者にペナルティーを科しましょう。
夫が反省したペナルティー例
- 浮気相手と二度と会わない、連絡をしない
- 携帯電話は常に妻に見せる、夫へのメールは妻のメアドも転送させる
- GPSを所持させる
- 次に浮気をしたときには、妻の条件を全てのんだ上で離婚を受け入れる
念書を書かせる際の注意点
- 念書の用紙は新しい便せん等、常識の範囲内の紙に作成する
- 作成者、氏名、住所、作成場所の記入を忘れないようにする
- 脅されて書いた…と言い訳されないよう、喫茶店等の不特定多数の場所で書かせる
- 後で「知らない」と言われないよう、念書の内容もサインも全てお互い自筆にする。
それでも浮気をした場合は…
もっとペナルティーの内容を上げましょう。制裁があるにも関わらずに浮気をする場合には…あなたの夫にとってはまだ余裕のある内容だったのでしょう。「ペナルティーがあっても浮気を繰り返すのは…よほど浮気相手に想い入れがあるのでは?」と、不安になってしまう方もいるでしょう。しかし、浮気を繰り返したとしても、あなたにその都度謝罪をし、離婚するつもりがないのであれば…想い入れのある相手は妻であるあなたでしょう。
ただ、あなたの出したペナルティーではまだ余裕があるため、ペナルティーと浮気のスリルと快楽を天秤にかけたとき、単純に浮気を間で取ったまで…の話です。次回はペナルティー内容を追加するとか、レベルを上げる等してみてください。離婚したくない夫は、浮気をすることを断念するはずです。
関係修復する場合でも浮気に対してのペナルティーは必要!
浮気した夫と関係修復するとなったとき、浮気に対しての制裁を行うか迷ってしまう方は…家庭を元に戻したい気持ちが大部分を占めていても、本心をさらけ出せば… 納得できない」のですよね。悪いことをしても謝ってそれで終わり、なんて。罪を償ってほしいのですよね、夫に。
このまま夫婦関係を続けて平穏な生活を迎えたくとも、ここのところの気持ちの整理をはっきりさせないと、心から「平和」を感じることなんて出来る訳ないですよね。…当たり前ですよ。浮気への制裁は、何も離婚したから行う物ではありません。夫婦関係を継続する場合でも、「妻へ精神的な苦痛を与えた」ことに対して、ペナルティーを求めることは正当な権利です。
また、見方を変えれば…夫、妻、どちらに対しても、これからやり直していくために、必要なことであると思います。制裁を機に、夫は浮気への反省やこれからの予防意識に繋がりますし、妻は浮気の償いをさせた気持ちになり…お互いにある程度の「けじめ」が付き、すっきりと前に進めるようになりますから。何でも「けじめ」は…大切ですね。