【性欲盛んな夫が風俗嬢と親密になっているようです…これは浮気と見なすべき?】
浮気でしょう。金銭的な関係ではなくとも、肉体関係があれば…それはもう「不貞行為」になります。風俗嬢だから…というのは職業差別です。職業問わず、プライベートでも会うような関係になれば、「友人」または「恋人」になるのですから。「接客者」・「顧客」の関係で会っているのでなければ「プライベートな関係」です。出張サービス等の風俗サービスであっても、本番行為のある関係になれば…浮気と見なすべきですね。
目次
風俗通いする夫の心情は？
単純に盛んな性欲の解消、またはストレス解消を目的にしているケースがほとんどです。中には、お触り等に制限のあるキャバクラでは味わえない「究極の疑似恋愛」を求めている人もいるようですが、基本的にはサービスを受けているだけです。
浮気等の罪悪感を持たない夫が多いのも特徴で、お金を出してサービスを受けているだけ、ただそれだけの感覚で通っている人がほとんどです。妻にセックスを拒否され傷ついたプライドを満たすために風俗通いする夫や、あなたに言えない性癖を発揮したくて風俗を利用する夫もいます。
特定の風俗嬢を指名し続ける夫について
性サービスは高額です。ストレス発散とするには少々高めの設定なので、せっかく高いお金を払って受けるサービスなのですから、自分の好みの外見や自分の性欲を満たしてくれるサービスをしている女の子にお願いしたいものです。そのため、気に入った子がいれば…その子だけを指名するようになるのは…何ら不思議はありません。風俗通いをする人はだいたい皆そうでしょう。
恋愛として好意を持つこともないとは言いませんが、酷い話、風俗サービスを受ける多くの男性は、風俗所を見下しています。風俗をしていない女性より低く見ているので、本気で好きになるケースは…稀ですね。
風俗通いを隠さない夫は何を考えてるの？
よくあるケースが、風俗通いに慣れている夫です。何度も風俗に通ううちに当たり前になり、「妻も気にしていないだろう」と決めつけて隠さなくなります。石鹸やシャンプーの香りといった風俗帰りの痕跡を隠さないのも特徴です。
一方で風俗通いを妻に告白する夫も少なくありません。風俗通いを告白する夫の場合、罪悪感を感じたくないという目的があります。あなた以外の女性から性的なサービスを受ける際に、「妻に悪いことをしているのでは？」と気にしたくないのです。あらかじめ告白することで、「気兼ねなく風俗通いしたい」という目的があります。
自分に妻の目を向けたいというケースもあるでしょう。「自分を大切にしないと風俗で違う女性と楽しむぞ」とあなたに想像させることで、自分に関心をもらおうとする夫です。子どものわがままにも似た幼稚な発想ですが、お金を持った夫に少なくない行動です。
店外で風俗嬢と会うのは「プライベート」になる
追加料金を払うことで風俗嬢をお店の外に連れ出すサービスもありますが、お店を通さず、お金も支払わずに会うことは「金銭関係」抜きの関係として、個人的に会っている可能性が高いですね。強い神経を持っている風俗嬢は、お店に内緒で「個人営業として」こっそりお店の外で顧客と会い、お店に取られるお金も自分の懐にしまう子もいるそうですが…そう多くはありません。
店外デートをするのはどういう関係性?
風俗嬢はキャバクラ嬢と違い、疑似恋愛だけではなく性サービスも売りにしている職業です。そのため、同伴や店外デートをするメリットより、デメリットの方が高くなるはずです。お金を払わずに性サービスをするはめになってしまうとか、お店で高いお金を払うことが減ってしまうとか…。
このようなデメリットがある上で店外デートをする場合、本当に好きになった等の恋愛感情が生まれているか、信頼関係が出来た顧客に対して、お店でお金を使うのではなく個人的に使ってほしいと言う売春目的か…のどちらかでしょう。
店外デートをしていたら当然性行為もしている?
可能性は十分にあります。風俗嬢との店外デートとなると、単純にお店の外で個人的な関係を持つことが目的になるはずですから。中には、プラトニックな恋愛感情を持ってデートをする人もいるかもしれませんが、ほとんどの場合は「個人的なセックス目的」と言っても過言ではないでしょう。
風俗嬢と個人的に会うことを止めさせるためには…
この場合、風俗嬢として相手を見るのではなく、夫の浮気相手として見る方がよいでしょうね。もしかしたらあなたの夫が本当に下衆な男で、風俗嬢を騙して…ただでセックスをする相手としているかもしれませんが、とにかく、妻としては「浮気相手への制裁」を意識しましょう。
風俗嬢であっても浮気相手となれば慰謝料請求ができます。探偵社等に依頼し、夫と相手の子が肉体関係にあると思わる証拠…ラブホテルに一緒に入る等の写真を手に入れましょう。証拠を掴んだら、あとは夫と浮気相手との話し合いです。
夫の風俗通いを辞めさせるには？
性欲が旺盛であったりセックスレスが我慢できなかったりと、夫が風俗に通う理由はさまざまです。そのため話し合いの場をつくり根本的解決を目指すのがおすすめです。デリケートな問題だからこそ冷静に話し合う必要があるでしょう。自分の気持ちはもちろん、相手の話もきちんと聞く姿勢が欠かせません。
浮気に悩まされ、つらい思いを夫にぶちまけたいという気持ちもわかりますが、関係修復を考えるなら落ち着いて話せる状況をつくりましょう。お小遣いを減らしたり必要な時だけお金を渡したりして、夫のお金に制限をつける方法はおすすめできません。万が一夫が風俗通いに依存していた場合、家のお金を持ち逃げしたり借金をつくったりする可能性があるからです。
お互いに歩み寄るために、まずはあなたが行動を起こしましょう。「やれるだけやったけどダメだった」とわかったなら、離婚という解決手段を無理せず選べるでしょう。
風俗嬢に慰謝料請求ってできるの？
慰謝料請求は、夫と風俗嬢が性交渉を行っている場合に請求可能になります。店外でプライベートな付き合いで不倫をしていれば、慰謝料請求の可能性は高まるでしょう。しかし性交渉をしていても、夫がお金を支払い、対価としてセックスを店内でしている場合には、慰謝料請求が認められない事例があります。一般的な浮気より、慰謝料請求が認められるハードルが高いのが風俗の特徴です。
よって風俗嬢に慰謝料請求を考える場合、風俗嬢の特定はもちろん、お金の支払いの有無や店外で会っているかどうかを確認しておくとよいでしょう。風俗嬢が、あなたの夫が既婚者であるとわかって性行為をしていたかどうかも重要なポイントとなります。
風俗嬢と夫のメールのやりとりから、店外で会っているかどうかを確認し、検討材料が集まったと思ったら一度弁護士に相談をおすすめします。専門的なアドバイスを受けられるのが何よりもメリットです。
風俗嬢であっても本番行為をしたら「不貞行為」以外の何ものでもない
多くの風俗通いをする男性は、「浮気」ではなく「遊び」と言います。本番行為のない性サービスであれば…まだ、その言い訳も通用するかもしれませんが、本番行為をしたらアウトですね。お店の外でラブホテルに入った場合、「店外でのサービスを受けただけ」として、本番行為はないと言い張るかもしれません。
しかし、世間一般の判定として…2人でラブホテルに入る写真は、相手が風俗嬢であったとしても実際の中で起きたことの証明ができない分、「本番行為をした可能性がある」として浮気の証拠と認められる場合が多いです。
このことが風俗嬢であっても不貞行為の相手と見なされることがあるという事実を物語っているでしょう。ある程度の風俗通いであれば夫の言い分が通るかもしれませんが、本当に遊びであったとしても、行き過ぎた行為は…妻側にジャッジ権が回ってくるでしょう。
