【夫の浮気相手のメールアドレスを手に入れた!相手に何とか制裁を与えたいのですが、メールアドレスだけで何とかできないでしょうか】
浮気疑惑のあった夫の携帯チェックで、浮気相手と思われる相手とのやり取りを発見!絶対に浮気をしていると確信を持ったけれど…登録されている名前はニックネームのため、唯一知った情報はメールアドレスのみだった場合。個人の特定には至らなくとも、浮気をされていることは間違いない状況に、あなたの怒りも爆発寸前になっていることでしょう。
相手と連絡が取りたい、相手の住所が知りたい等々、色々な欲求がでてくると思いますが、個人の特定が出来ていないこの段階で感情的に行動してしまうのは控えてほしいですね。情報も準備の少ない中、感情だけで走ってしまう結果は決してあなたの望むような状況にはならないはずです。状況を見据えて情報や証拠集めで周りを固めてから行動ができるよう意識することが、浮気をされたときの賢妻の…最もより結果を導き出す対処法になります。
目次
メールアドレスだけで相手の個人情報を知ることができる?
…できません。残念ですが、フリーのメールアドレスであっても、キャリアのメールアドレスであっても、プロバイダのメールアドレスであっても、所有者や利用者の個人情報を調べることは不可能でしょう。浮気相手のメールアドレスを手に入れたときは「これで相手の情報を知ることができる」のではなく、単純に「浮気相手へ連絡する手段が手に入った」という状況であることを把握しておきましょう。
相手に直接問い合わせするのはNG
まず、そもそも浮気相手に妻がメールで連絡をしたところで…正直に自分の電話番号や住所を教えることはないでしょう。連絡するだけ無駄な行為になってしまう可能性が高い上に、浮気相手にこちらが焦っていると思われたり、妻としての威厳が落ちてしまうことも考えられます。また、下手に住所開示の強要をすると脅迫になります。
キャリアに問い合わせるのもNG
警察か裁判所の命がない限り、キャリアやプロバイダは個人情報を絶対に開示しません。聞くだけ時間の無駄になりますね。浮気相手の情報を知りたい気持ちは分かりますが、無知すぎると…あなたがどんどん痛いキャラになってしまいますので、これは一般常識として知っておくと良いでしょう。
弁護士照会を使っても個人情報を調べることはできない
メールアドレスから個人情報照会をすることは…民事では相当難しいものです。提供している通信会社は個人情報を何より大切に管理しているのですから、刑事事件でもない限り、開示をすることはないのです。弁護士照会にも出来ることに限度があるので、残念ですがここを頼り所にすることは諦めましょう。
メールアドレスだけでは探偵でも個人情報特定は困難。しかし…別の依頼で浮気相手の情報を突き止めることは可能!
探偵事務所や興信所を「最後の砦」と思っている場合、ガッカリされる方も多いかもしれませんが…さすがに調査のプロであってもメールアドレスのみで個人を特定することはできないでしょう。調査体調のメールアドレスの種類によっては特定ができる場合もありますが、基本的には不可能です。
メールアドレスを知ったことは、少なくとも1回は相手にあなたの意思を伝えられる手段になります。その後、相手が拒否をしたりメールアドレスを変更する可能性もあるので、確実にあなたのメッセージを送ることが出来るのは…1回だけでしょう。それ以外、活用方法はないと思った方がよいですね。メールアドレスだけでは、どんな方法を使ったとしても、相手の本名・電話番号・住所・職場等の情報を知ることはできません。探偵事務所であっても…です。
しかし、探偵事務所に調査依頼をするのであれば、メールアドレスから個人の特定をすることではなく、夫の素行調査を依頼してみましょう。浮気疑惑が確信となる証拠を手にすることができる確率が高くなりますし、相手の女性が判明すれば…そのまま浮気相手の素行調査を依頼することで、相手がどこの誰でどんな所に住んでどこで働いているのか…等々、どんどん知りたい個人情報を手に入れることができる可能性が出てきます。
浮気相手が特定できれば、慰謝料請求も話し合いも可能になってくるでしょう。夫に浮気疑惑がある場合、相手の情報が1つでも手に入ることで「相手を突き止める材料が手に入った!」と息巻いてしまいますが、その情報が相手を特定できるものとは限りません。
手に入った情報だけに固執してしまうことで前に進めなくなってしまうケースもありますので、他の手段で相手を特定することへシフトチェンジすることがより早く相手を特定できるポイントになります。状況と感情を上手にコントロールすることも重要になってきますので、その場の感情に飲み込まれることなく対応できるよう意識を持っていきましょう!