【本当に何となくだけど夫が浮気をしている気がするので、カマをかけて暴きたいと思っていますが…浅い考えでしょうか】
帰宅が急に遅くなったり、家にいてもうやたらと携帯チェックをする回数が増えたり、今まではその辺に放置していることが多かった携帯を肌身離さず持ち歩くようになったり。何となく不信を感じるような行動が目立つようになってきたとき、浮気を疑いたくなってしまうのは妻であれば自然な感情です。
しかし、その時点では何の証拠もなく、浮気をしているかどうか問い詰めることもできない状況だったときに「カマをかけてみよう…」と思う方もいるでしょう。証拠がなくても、夫が自ら告白すれば立派な証拠になりますしね。
…ただ、そのカマのかけ方が問題です。結果的に望むような状態になれない場合、また、カマをかけたことで夫婦仲に亀裂が入ったりと…悪い方向に行ってしまう危険性があるので、注意が必要です。安易にカマをかけない方が…得策であることも多いものです。
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女の勘だけでカマをかけるのは少し待って
女性には男性よりも勘が鋭い生き物とされています。非科学的な話ではありますが、実際の女の勘は…科学では説明できない程の結果を叩きだすこともあるので、決して馬鹿にできるものではありません。ただ、その勘は100%ではないことを把握しておきましょう。
夫の浮気疑惑に対して夫から真実を聞き出すために、女の勘を頼りにカマをかけることで「逃げようがない」と感じた夫が白状します。ただ、証拠がなければ決して口を割らないタイプもいるのが事実です。口だけのやり取りでは物証がないため、自分で白状さえしなければ逃げ切れる…と思っているのでしょう。
そして、絶対に口を割らないタイプは一度疑われると、あなたにばれないように浮気をするようになります。そうすると、女の勘が働いているといっても浮気を解決することが中々難しくなってきます。浮気をしていると疑っている段階でカマをかけるのは少し待ちましょう。
浮気疑惑にカマをかけたら夫はボロを出すもの?
男性は単純な人も多いので、カマをかけられてついうっかり口が滑ってしまうパターンは珍しくありません。証拠がない分、何とか言い逃れようという気持ちはあるものの…カマをかけられていると分かっていたとしても…悪いことをしていたことを指摘されたことへの焦りから、頭で考えたセリフではない言葉がぽろっと漏れてしまう話はよく聞きますね。その漏れた言葉が浮気疑惑を確信へ向かせる決定的な一言であることも…。
ただ、ボロを出したところで…開き直ったり、予想を超える有りえない言い訳をしてきたりと、悪あがきを止めない人もいるでしょう。周りの人間が「もうこれ以上は無理だよ」と思うくらいおかしな言い分をしたり、逆ギレをしたりして…何とか逃げようとすることも決して珍しい話ではありません。
夫の浮気を見破りたいと思うのであれば「可能性」の期待をするのではなく、「確実」な結果を求めるべき
カマをかける…ということは、ある意味「心理戦」です。カマをかける側の精神力と度胸、そして頭脳が求められるので、よほど自分の頭と言葉に自信がある人以外、なかなか結果を得られるものではないでしょう。浮気疑惑のある夫にカマをかける人の多くは「これで白状したらラッキー」くらいに考えていると思います。
しかし、「できれば白状してくれないだろうか…」という期待だけでは、浮気疑惑の解決への道のりは遠のいてしまうでしょう。だって、心理戦をしかけているだけなのですから、夫があなたよりも上手であれば…あなたの負けになってしまいます。これでは話し合いをすることすらできず、真実を知ることもできず、ただただ女の勘が引き起こす根拠のない不安に押し潰され、心が休まらない日々を送るだけになってしまいます。
浮気疑惑解消のために最も大切なことは「可能性の結果」ではなく「確実な結果」です。どんなに頭が良く口のまわる夫が相手であったとしても、何も言えなくなるくらいに逃げようのない証拠を目の前にすることで、観念して浮気を認めることでしょう。カマをかけての夫の白状を待っているよりも、確証を前に夫の白状を待つ方がよほど効率的です。
浮気調査や尾行を専門にする業者がたくさんありますので、そういった機関を活用して、浮気疑惑のある夫には調査を行い、事実確認・証拠確保をすることをおススメします。どんな結果になるにしろ、誰が見ても聞いても浮気と断定できるような証拠が、あなたの心を納めてくれるはずです。心の不安解消、今後の明るい道への踏み出し、全ては自分の身に降りかかっている事実を知ることから全てが始まるのです。