【浮気相手の存在を隠しながら家を出ようとしている夫。夫婦関係をやり直したいのですが、もう、無理なのでしょうか…】
薄々と浮気をしているのではないだろうかと疑っていた夫から、いきなり「離婚したい」なんて言われたら、真っ先に「浮気相手と人生やり直すつもりだろうか…」と疑ってしまうでしょう。元から夫婦関係も良くなく、家庭内別居のような状態であったとしても、何の話し合いをすることもなく、強制的に離婚を言い渡して「出ていく」だけで終わらせようとするなんて、絶対に許せないですよね。
それでも、お互いにきちんと話し合いをして「やり直したい…」と思うこともあるかもしれませんが、正直、夫から一方的な行動をされている状態では、それは難しいことでしょう。あなたの気持ちは何1つ解消されることなく、夫の一方的な要求の身で悔しい気持ち、情けない気持ち、怒り、悲しみ…様々な感情が入り乱れてしまうと思いますが、もし、相手に「歩み寄り」の姿勢が全く見えない状態であるなら、仕方のないことなのです…。
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夫から急に離婚を切り出し、一方的に家を出ていくのは…他の女の影が見え隠れする!
妻からして夫に離婚したいといきなり言われた場合、あなたが原因ではなく、「他に一緒にいたい女性がいる」可能性が高くなってきます。
世の中には浮気をすることはなくとも、夫婦間での性格の不一致を理由に、家を出ていく夫はいます。ただ、性格が全く同じ人間は存在しません。お互いに育った環境も異なる他人同士なのですから、譲り合うところは妥協し合って暮らしていかなければ、同じ屋根の下で一緒に生活をすることなんてできないでしょう。
しかし、妥協しあえる部分と、どうしても我慢できない部分もあるものです。妥協しあえない部分が重なることで「もう一緒に暮らすのは無理だ」と判断することは珍しい話ではありませんし、別居や離婚となる理由としても正当な理由の1つになるでしょう。
ただし、夫婦間の問題のみで離婚や別居となる場合、いきなり…決断することはないでしょう。日常的に少しでも疑惑となるようなことがあった場合、残念ながら…夫は、あなたと浮気相手を天秤にかけ、浮気相手を選択する可能性が高くなってきます。
夫が家庭のほかに部屋を借りるときに考えられる理由
- 本当に家族や家庭が嫌になったため、家庭に帰るつもりはない
- 家庭に不満があり、家族が夫への対応に関して考え改めてもらうための一時的な退避
- 他に一緒に暮らしたい浮気相手がいる
- 離婚するつもりはないが浮気相手との部屋がほしい
浮気相手のために部屋を借りている場合、夫の浮気に対する執着度は高い
既婚者の夫が部屋を借りるのは、離婚をして浮気相手と暮らしたい場合と、離婚をするつもりはないが浮気相手との専用の部屋がほしい…との、どちらかになるでしょう。要は「浮気相手との時間を作りたい」という気持ちが強いのでしょうね。
かといって、浮気相手に対しての想いが強い…とは限りません。相手が1人ではないかもしれないからです。特定の相手とのための部屋であれば、それだけ想いが強い証拠だと思います。ただ、中には…独身を偽って不特定多数の女性と遊んでいたり、妻以外の女性とのセックスを楽しむためだけのホテル替わり…に活用している人もいます。
家庭以外に部屋を持てるなんて、それだけ収入や資金があるのでしょうから、普通のサラリーマンからしたら羨ましい話かもしれませんが、人としては本当に最低ですね。でも…こういう人たちが存在していることも事実です。浮気相手のために部屋を借りる夫の深層心理としては…相手への特別な気持ち、単純に浮気をしたい気持ち、ともに浮気相手への執着心でしょう。
夫が決断をした別居では…復縁するのは難しいのが現実
夫婦間の問題が原因であったとしても、浮気相手の存在が原因であったとしても、男が1度決断したことを覆すことは…そうそうないと思った方が良いですね。もし、別居理由が「家族に生活態度や自分への態度を改めて考え直してほしい…」という願いがこもっているような状態であれば、家族の対応次第で今後の復縁の可能性はあるでしょう。
しかし、夫が家を出ていく理由としては、圧倒的に「本気で家庭を離したい」のか、「他の女性といたい」のどちらかになるので…望みは薄い、ということが正直なところでしょうね。復縁したい気持ちが強いのであれば、きちんとその気持ちを夫に真剣に伝えてみましょう。あなたにできることはこれまでです。
夫があなたの気持ちを聞いても考えが変わらないようであれば…もう思い切って離婚の要求を受け入れた方がよいでしょう。これ以上しがみついても惨めになってしまうだけで、結果は何も変わりません。それどころか、夫のあなたに対する最後の印象が最悪になるだけです。
もし、夫に浮気疑惑が少しでもあるのであれば、とにかく少しでも早く興信所等を活用して浮気の証拠を掴むことをおススメします。夫が部屋を借りようとしているのはまだ、浮気相手にのめりこむ前かもしれません。
できれば、夫の浮気を察し始めたら、離婚や別居を言い渡される前に証拠があればベストですね。復縁の意思がなく、離婚となる場合…夫や浮気相手に対して慰謝料請求ができるからです。
相手側が慰謝料を払いたくないために、「夫婦関係は破綻していた」と主張してくるかもしれませんので、第三者の判断として夫婦関係が破綻しているとは判断できないように、夫の食事の用意をしたり、夫の親族の集まりには一緒に出掛けたりと…細々とした対応も心掛けておきましょう。
人生、望み通りに行かないことはたくさんあります。それでも、できるだけ先の状況を予測し、少しでも痛手が少なく、新しい人生をスタートできるように準備して行くことを意識した生活を送ることは、「生きる知恵」であると思います!