【夫の浮気相手も既婚者だった!相手の夫に訴えられることなく慰謝料をもらうためには…どうしたら良いでしょうか】
家にいても何となくそわそわしたり、携帯ばかり気にするようになった夫に不信を抱き、夫の目を盗んでメールチェックをしたとき。浮気の疑いがあるようなメール内容を見つけたらショックを受けてしまうのは当たり前ですよね。疑惑を持って携帯チェックをしたとしても、本心では「何もないこと」を祈ってチェックしているのですから、疑惑が確信になるような内容が出てきたときには…一瞬止まってしまうと思います。
ましてや浮気相手と思われる女性が…既婚者であるとしたら。既婚者同士のW不倫は、関わる人間が相手の家族までに広がるため、本当に厄介な状況です。独身女性なら遊び感覚である可能性もありますが、ハンデの多い既婚者を浮気相手にしている時点で「生半可な気持ちでの付き合いではないのではないか…」という不安も出てきてしまうでしょう。
何とか浮気相手にだけ痛い目を見させたいと思うのが妻の心理になるかと思いますが、相手の夫からすれば、あなたの夫も妻と不貞行為を行った加害者になるため、バレた時点で…相手からも慰謝料請求されてしまいます。本来であれば、それが正しい制裁の方法です。両成敗ですから。ただ、大きなことにならないように浮気問題を片付けるためには、できる限り夫と浮気相手の女性とあなたの3人で解決することが必要になってきます。
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リスクの高すぎる既婚者同士で浮気をする理由とは…
はっきり言って「特にない」でしょう。一時的な感情での関係にしろ、継続的な感情での関係にしろ、あえて既婚者だから浮気相手にした…ということもないはずです。ただ、異性として魅力を感じ、自分が家庭を持っているにも関わらず「関係を持ちたい」という気持ちを抑えきれなくなった相手にも家庭があった…というだけなのでしょうから。当人同士からすれば。
家庭に不満がある者同士、意気投合して慰め合ったとか、ストレス発散をしあった…という流れも十分に考えられます。そりゃあお互いに家庭を持っているのですから、浮気をするなら少しでもリスクが低い方が良いに決まっているはずですが…「たまたま」浮気相手になった相手にも自分にも家庭があっただけのことなのです。
ただの浮気とW不倫での決定的な違いについて
ただの浮気であればあなたは被害者です。しかし…W不倫で浮気をされた場合、あなただけが被害者ではなく、浮気相手の夫も被害者になります。そのため、あなたは被害者でありながら加害者の妻にもなるため、慰謝料請求を行っても相手を訴えても…同じことを相手の夫から受ける可能性があります。浮気相手が独身者であることと、既婚者であることの違いは…「痛み分け」となる結果が多い、ということでしょう。
夫のW不倫を辞めさせるために浮気相手の夫に報告すべき?
浮気相手の夫に、あなたの夫が訴えられて慰謝料を支払うことになったとしても…夫と浮気相手の関係を断ち切りたいのであれば、相手の夫へ報告することで解決をするケースがよくあります。
ただし浮気相手の夫へ「あなたの妻は浮気をしています」と話すと名誉棄損になることもあるので、内容証明を使って間接的に伝える方法をおススメします。
W不倫をされた妻の今後は「あなたがどんな結末を迎えたいのか?」により対応が変わる
相手の夫へ慰謝料を払うことなく浮気相手からのみ慰謝料をもらいたいのであれば、夫と浮気相手とあなたの3人で話し合いをしましょう。慰謝料は両成敗でも構わず、今回の浮気関係を完全に断ち切らせたいのであれば…浮気相手の夫を含めた話し合いを行いましょう。
浮気相手も家庭のある身。離婚を考えていないのであれば、何事もなかったかのように自分の家庭を守りたいと思うでしょう。何としてでも自分の夫に知られたくはないはずなので、慰謝料の支払いとあなたの夫に近づかないことを誓約させることができるでしょう。また、浮気相手も自分の配偶者に浮気の事実を知られた場合には、相手の夫の監視も入ってくるので…そう簡単に関係を復活させる危険性も確実に低くなります。
このように、お金を取って浮気相手にだけ制裁を与え…自分だけが被害者となる状況を望むのか、浮気相手の家庭だけ何もヒビが入らないことを許せず、浮気相手の夫にもあなたと同じ苦しみを味あわせ…関係者すべてを巻き込んで、「被害者同士」で「加害者たちへの制裁」を与えることを望むのか…自分の心に素直になり、心の声に従って結論を出していきましょう。相手の夫に知られるまでは、あなた次第でこの問題の結末を決めることができるのですから。