【海外赴任中の夫と、在住している国の女性の浮気が発覚。浮気相手を訴えたいのですが、日本にいる妻が現地人を訴えることなんてできるのでしょうか…】
仕事の都合で夫が海外赴任に。ただでさえ離れていることで不安いっぱいな中、夫のまさかの裏切りがあったら…1人ぽっちになったような孤独と、裏切られたショックで倒れそうになってしまうことでしょう。
日本での夫の浮気でさえ相当ショックなもので、浮気の証拠を手に入れたり、浮気相手と別れさせるまでの段階は相当な気力・体力を使うものなのに、夫が海外にいる状態で、浮気相手も外国人で…何からどうしたら良いのか全く見当もつかない中、ただただ不安と悲しみとを抱える毎日になってしまうことでしょう。
しかし、ここで負のスパイラルに負けてはいけません。夫と相手が外国にいても、夫に外国人と浮気されても…あなたは決して1人にはなりません。家族友人への相談、そしてインターネット上で同じような悩みを抱える方との交流を持って、自分を見失わないようにしてください。
目次
夫が海外滞在中の浮気は滞在国で裁かれるもの?
まず、日本の法律が適用されるのは「浮気相手が日本にいる場合」のみです。相手が海外にいるのであれば、日本の法律で罰することはできないと考えておきましょう。どうしてもあなたの気持ちが納まらず、浮気相手へ制裁を与えたいと思うのであれば、浮気をした国、浮気相手の国の法律で、訴えるしかないですね。
弁護士を立てて、浮気相手の国で裁判を起こすのです。ただ、この方法は相当なお金がかかりますので、よほど金銭的にゆとりがある方でないと実現できない方法ですし、相手の国が「浮気に対する罰」を設定していない法律だった場合も使えない方法なので、絶対的に有効な方法とは言い切れません。
海外で浮気が認められない国で慰謝料請求はできる?
できません。訴訟を起こしたとしても、国の法律が認めていないことを認めさせるなんて…不可能です。浮気への慰謝料請求ができない国があることに納得がいかない方も多いかと思いますが、そもそも、不貞行為をされた場合、夫と浮気相手に慰謝料請求ができることを「普通」の感覚にしているのは、日本の法律くらいなのです。どんなに悔しくても、浮気をした国、浮気相手の国へ不貞行為を訴える際には、「その土地での法律」が全てを左右するものなのです。
アメリカの場合
浮気をした配偶者に慰謝料請求はできても、浮気相手への請求は認められていないとのこと。もし浮気相手へ視野料請求をした場合、「報復行為」と見なされてしまうようです。基本的にアメリカでは、浮気をした時点で夫婦関係は破綻していると考えられています。
イギリスの場合
浮気相手に対する慰謝料請求は…1970年に廃止されています。妻と夫がグルとなって他の男性からお金を脅し取る「美人局」等の詐欺・脅迫行為が起きないようにするためとも言われていますが、欧米諸国では失った愛への対価の支払いは認めない国が多いです。
タイの場合
基本的に不倫という不貞行為を取り締まる法律がないようなので、必然的に浮気相手への慰謝料請求も認められない可能性が非常に高いでしょう。弁護士を通したとしても、不倫関係に対する法的な対処を求めるのは…困難である国の1つでしょう。
中国の場合
中国の「婚姻法」には、浮気や不貞行為という表現もないことから、不貞行為における「慰謝料」という考え方はないそうです。夫婦の片方が、配偶者ではない他の異性と継続的な同居をしているようなときに、配偶者に対して慰謝料請求が認められるようです。
韓国の場合
一昔前までは不倫は姦通罪として重い刑事罰がありましたが、廃止された現代では、民事としての対応になります。慰謝料請求も認められていますが、とても低い額のようなので、日本感覚での数百万…は、非現実的な数字になってくるでしょう。
海外でも夫の浮気調査は可能!現地の日本人向け探偵社が強い味方に!
もし、あなたの夫が海外赴任中に現地の女性と浮気をした場合、浮気を認め法的に処罰のある国であれば、訴えることは可能な状況ではありますが、その際には必ず「証拠」が必要となります。
しかし、あなたが赴任先の国へ行って夫を見張ったり、日本の探偵事務所等へ相談し海外調査を依頼するとなると…経費があまりにかかり過ぎてしまうので、現実的な解決方法ではありません。経済的に余裕があればその方法でも良いのですが、今はもっとお得で確実な「現地の専門機関」がありますので、こちらの活用をおススメします。
現地在住の日本人や日本語の話せるスタッフがいる「日本人のための素行調査会社」が存在するので、夫の海外での浮気調査をしたいと思っている方はぜひ使ってみてください。最も経済的であり、現地を知っているスタッフでの調査になるので…より確実な証拠を手にすることができるでしょう。
その国でも、大体は同じような日本人向けの探偵事務所等があるようなので、一度、ネット検索をして調べてみてください。ずっと悩んでいたことへの解決の糸口になる可能性は十分に期待できるでしょう。
慣れないこと、未知のこと、どうしたらよいか分からないこと、これらの問題に出会ってしまったとき、決して1人で何とかしようと抱え込むのではなく、人の力を借りることを覚えておいてくださいね。近くに誰も味方がいないと感じるときや、この先の方針が全く見えないとき等は…まず、パソコンの前に座ってみましょう。そこから解決策が自然と見えてくるはずですから。