【いくら言っても浮気をやめない夫。浮気相手に警告メールをするのって効果あるのでしょうか…】
浮気が発覚した後、「もうしない、浮気はやめる」ということで話が付いたはずなのに、結局、それからも関係が続いているようで信用ができなくなったとき。夫と話し合っても意味がないと感じたら、浮気相手の方に警告をしたくなる気持ち…分かります。
相手がいなければ浮気はできませんからね。夫が頼りないのであれば浮気相手を引き離したいと思うのは自然な感情です。ただ、その感覚は「身勝手」と取られる場合もあります。確かに浮気をするのは夫も相手もあってのことですし、お互いに不貞行為をしているので、どちらも悪いです。ただ…あなたが直接話して対応しなければいけないのはあくまでも「夫」です。夫がいくらいっても聞かないとはいえ、そこは夫婦で解決するのが筋でしょう。
相手にもよりますが、妻のあなたから浮気に関する警告メールがきたとして、素直に従う…相手とは限りません。いけないことと分かっていながらも浮気をする神経を持っているのですから、それなりに図太いはず。警告メールをすることは、あなたにとってマイナスになる要素の方が多くなってしまいます。
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浮気相手へ警告メールの意味は…
はっきり言って浮気相手にメールを送ったところで「あなたが望むような結果」になる効果は…期待できません。一時的に、妻に浮気を疑われているという話が出て浮気をしなくなるかもしれませんが、時期を見て浮気が再開したり、浮気相手に無視をされて終わってしまう可能性があります。
できれば、メールなんてせずに…どんと構える方が賢妻の姿なのですが、もし、メールでどうしても警告をしたいというのであれば、誹謗中傷を入れず、記号等も使わず、まずはたんたんと「夫と個人的に会うことはやめてください」程度にすべきでしょう。
誹謗中傷メールを送るリスク
怒りと憎しみから…キツイ言葉を浮気相手に浴びせたくなってしまう気持ちはお察しします。しかし、メールであっても相手にとって誹謗中傷と取られる内容を送ってしまうことで、あなたはが訴えられてしまうこともあります。メールは直接話す訳ではないので、ついつい感情的な言葉を盛り込みたくなってしまうかと思いますが、文面として残ってしまう以上、後々、名誉毀損、侮辱等の「証拠」になりかねません。気を付けましょう。
メールでの慰謝料請求は恐喝にある場合も…
相手の連絡先をしっているからと言って、浮気の問いただしや慰謝料請求を「メール」でやり取りすることはNGです。一見、正当な請求をしているだけのように見えますが、これはちょっと見方を変えるだけで「脅迫行為」になる可能性があるからです。自分で自分をさらに追い込む結果になりかねないので…気を付けてくださいね。
浮気相手から慰謝料をもらいたいのであれば、まずは弁護士に相談をしてから内容証明を郵送でおくるべきです。その後、話し合いの場を設け、第三者を交えて行いましょう。同席する第三者も、できれば弁護士である方がよいですね。被害者のあなたが加害者になることないように徹底していきましょう。
夫の浮気相手に無視をされたり、メールアドレスを変更されないためには「連絡をしない」こと
もうこれしかありません。あなたの連絡に応じていたとしても、いつ心境が変わってあなたとの連絡を遮断してくるか分かりませんから。浮気相手と話し合いたい気持ちがあったとしても、相手の連絡先が全く分からなくなってしまっては元も子もないでしょう。
相手の連絡先を手に入れたのであれば、必要最低限の連絡網として活用すべきです。収まりのつかない感情を抱えた妻側としては…しつこく連絡を繰り返してしまいがちですが、相手も人間なのでしつこい連絡に嫌気をさし、逃げ出してしまうことも十分に考えられます。いざというときに使えなくなってしまっては手間が増えるようになりますので、相手に逃げられないよう…連絡をすることはやめましょう。
浮気の話し合いをするにも、慰謝料請求するにも、「メール」という手段を使うのは得策ではありません。メールという手段で浮気を解決しようとすることは浮気相手への手がかりがなくなってしまう上に、恐喝や誹謗中傷などリスクが伴います。自分を落とす結果になりかねないため…浮気問題を「メール」で対処しようとすることは考えず、浮気の証拠を集めて弁護士など専門の機関に頼ってみてくださいね。