【浮気相手に本気になっている?そんな夫の目を覚ましたい…】
ほんの少しの気の迷い…くらいの浮気であれば、許せることもあるでしょう。遊びの浮気の場合、夫が謝罪をする立場になるので、妻側は何かと優位に立てますからね。「別れたくない」と懇願するのは夫なのですから。しかし、浮気が本気になってしまったら…。感情が盛り上がって家庭を捨てかねない危険な状態になってしまうこともあるでしょう。
こうなったら優位になるのは浮気をしている夫側になってしまいます。慰謝料を払ってでも、第二の人生を歩む覚悟を持たれてしまったら…「別れたくない」と懇願するのは妻になってしまうでしょう。ただ、多くの場合は「浮気」を「本気」だと勘違いしているだけです。ここで夫を騒いで追いつめることなく、上手に目を覚ませてあげることができれば…浮気相手との別れを考えてくれるはずです。
目次
遊びの浮気と本気の浮気の違いについて教えてください
完結に言えば「浮気相手に対して、責任を持つ気持ちがあるか、ないか…」ですね。浮気相手に対して、「先のことは分からない」と思っている相手は、遊びの浮気になります。「この先も一緒にいたい…」と思う相手は本気の浮気になるでしょう。
世間一般での「浮気」は、配偶者以外と肉体関係を持つことを指す場合がほとんどでしょう。しかし、中には肉体関係なしでも「心の浮気」をしている人も存在します。肉体関係もあって思い入れもある場合…それは浮ついた気持ちでの関係ではなく、「本気」の関係になるのです。
遊びの浮気
- 「浮気」と認識している
- 一定期間だけ恋愛時間を楽しみたい
- 妻と離婚するつもりはない
- 浮気相手にトラブルがあっても、基本的に助けることはない
- 会っているときだけの関係
- 家庭と浮気相手との関係を天秤にかけたとき、悩むことなく家庭をとる
本気の浮気
- 浮気相手のことを「大切な人」と認識している
- 浮気相手のために家庭を捨てる覚悟がある
- 肉体関係が無くとも一緒にいる時間を持ちたがる
- 浮気相手に困ったことがあれば、何としても力になってあげたいと思っている
- 浮気相手と家庭を天秤にかけたとき、浮気相手をとる確率が高い
浮気が本気の浮気になるきっかけとは?
- 自分の精神的欲求を浮気相手だけが満たしてくれたとき
- 自分の性的欲求を浮気相手だけが満たしてくれたとき
上記のように、要は「自分の人生にとって家族より必要」と感じるきっかけがあったときこそ、浮気が本気になるタイミングになるでしょう。
家族は本来、人生にとって大切なものであり、必要なもののはずですが…それを日常的に感じられない生活を送っている中で、家族以上に浮気相手を必要と感じてしまうのは、孤独を感じている生活の中で浮気相手だけが自分を必要としてくれたときや、解消しきれなかった性欲を解放してくれたとき…のいずれかになる可能性が高いですね。
浮気に本気になっている人は態度にどんな特徴がみられるの?
- 家族のイベントより浮気相手との時間を優先する
- 浮気がバレたとしても浮気相手を全面的にかばう
- 全ての責任を自分が背負う態度を見せてくる
心の浮気は相手に本気になっているの?
そうですね、理性のきかなくなる性的欲求を満たす相手として浮気相手を見ているのではなく、心を満たしてくれる相手となっている場合は…夫が心から大切に想うような存在になっているはず。体の浮気は、責任を持たない割り切った関係と考えられますが、心の浮気は…肉体関係がなくとも心が繋がっていることになるので、浮気問題としてはとても厄介な状況であるでしょう。
夫を浮気相手から取り戻すには?
できる可能性は残っています。ただ、腹の立つことはとても多いと思います。心の離れていった夫の気持ちを取り戻すのですから、そう簡単なことではないでしょう。「私は何も悪くない」という気持ちが強すぎる人は…再構築することは難しくなります。
「離婚したくない、夫とやり直したい…」そう本気で思うのであれば、いったん自分の感情は封印してみましょう。「自分のことは棚にあげて?」「何で私ばかり?」…と不満に思うことばかりの日々になってしまうかもしれません。
しかし、ここで踏ん張って「夫の暮らしやすい環境」を作り、「夫がいてくれる幸せを感じている」ことを伝えられるようになれば…状況を変えられるチャンスがきます。「自分は必要とされていない」「自分も必要としていない」と思っていた夫が「必要とされている」を感じ、居心地のよい環境になることで、あなたのことを「必要な人」と思うようになるはずです。
→浮気がばれても浮気相手と別れないのはなぜ?ツメが甘いから?
本気の浮気で離婚することになっても後悔をしたくない時は?
まず、離婚して離れた生活をしてから「あのとき、こうしていればよかった」とか、「あのとき、こう言えばよかった」という後悔がないように努力することです。夫が浮気相手に本気になっていることを感じたら…、自分のダメだったところを改善する意識を持ちましょう。本気になる前は…確実に「軽い浮気」だったはずですから。家庭への何らかの不満があり、満たされない感情のはけ口として始まった恋愛のはずですから。
家庭への不満や寂しさを感じていない男性が…そうそう浮気をすることはないでしょう。よほどの女好きでなければね。家庭に「自分の居場所」を感じられなくなったとき、ほんの出来心でスタートした浮気相手との関係が、あまりにも心地よく、落ち着く空間であったのなら…「ここが自分の居場所」と思ってしまうことから本気モードに切り替わるのであると思います。
「今さら…」なんて思わずに、とにかく「夫が自分の居場所だと感じられる空間」作りをしてみましょう。努力した結果…離婚となっても、「出来ることは精一杯やってみた」という経緯があれば、その後で後悔することも少なくなります。そして、精一杯に努力した後、もらえるものはしっかりと貰い、あとはお金で清算して割り切ってしまう…。これが、離婚後の人生にとって最善の方法になるでしょう。
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→浮気した夫にけじめをつけさせるためのペナルティーは何が適切?
本気の浮気であっても、「浮気は浮気」。夫が目を覚ます可能性は大いにあり
先ほども言いましたが、どんなに本気の浮気であっても、「浮ついた気持ち」から始まった恋愛に過ぎません。家庭で足りない物を求めた恋愛なのですから、家庭で不足していた部分が満たされることにより…本気だと思っていた浮気相手との関係を見直すようになるはずです。
家庭に不満がなくなることで冷静に考えることができ、冷静に考えることができれば…「浮気だった」、という現実に向き合えるようになるケースは多いのです。結婚とはそんなに簡単なものではありません。親族や社会的立場を巻き込んだ「契約」です。その契約を破棄することは、もっと大変なのです。浮気の結果、相手に本気になって離婚をする場合…失う物はあまりに多いのです。夫もそのことは分かっているはず。
それでも、1度付いた恋愛の火は…そう簡単に消すことも難しいでしょう。こういうときは、ただ静かに自分のできることをして、あとは黙って様子を見るのも1つの方法です。後は夫の感情の変化を待ちましょう。どうしても変わらないようであれば…あとはこちらの気持ちを切り替えて、なるべく自分に好条件になるような離婚準備を進めるだけです。